年をとってもステーキでステキに
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今回うれしいことに読者からの質問をいただきました。
「肉好きの人は高齢でもステーキ1枚ペロリと食べるが、胃もたれは無いのか?食べられる人の方が、筋肉量も多いのか?」という感じの質問でした。
とても良い質問ですね。
胃腸の働きの強い・弱いは人それぞれですが、年齢を重ねても自分の体のことを知って工夫をすることで、美味しくお肉を食べられます。
霜降り肉のような脂が多めより、赤身肉の方が胃もたれはしにくいです。
また歯やあごの力が弱くなるので、やわらかい、少し焼きすぎても硬くならないお肉の方が食べやすいと思います。
筋肉量は摂取するたんぱく質の量と、運動量が関係します。年とともに筋肉量は減りやすく、足腰が弱くなりがちです。たんぱく質をとることに加えて、しっかり体を動かしていれば、筋肉をおとさず要介護状態になりにくいです。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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