熱中症のおこる条件
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熱中症を引き起こす条件は、「環境」「からだ」「行動」の3つに分けられます。
人間には気温が上がっても汗をかくなど体温が外へ逃げる仕組みがあり、体温調節が自然にされています。
しかし、この3つの要因に問題があるときに熱中症になりやすいのです。
●環境:気温が高い、湿度が高い、風が弱い、急に暑くなった、日差しが強い、エアコンがなく閉め切った屋内
●からだ:高齢者や乳幼児、糖尿病などの持病、栄養状態が悪い、二日酔いや寝不足など体調不良
●行動:長時間の屋外作業、激しい運動や慣れない運動、水分補給ができない状況 体温調節のバランスが崩れて、どんどん身体に熱が溜まってしまう状態が熱中症です。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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