けんこう日記

家庭血圧の測り方

血圧手帳に書かれている「家庭での血圧の測り方」を紹介します。

1日2度(朝と夜)測定をする

 朝:起床して1時間以内(排尿後、おくすりを飲む前、朝食前)

 夜:寝る前

②静かで、適当な室温の部屋で、背もたれ付きの椅子に足を組まずに腰を掛けて、1,2分安静にし、リラックスする

③測定前にタバコ、飲酒、カフェイン(コーヒー、お茶など)の摂取は控える

④測る腕の部分と心臓を同じ高さに保つ(1機会に2回ずつ測定)

⑤薄い着衣の場合は、その上にカフ(腕帯)を巻いてもかまわない

⑥測定中は会話をしない

⑦測定した値は必ず記録する

上腕(二の腕)で測定するタイプのものが、手首や指先のものより正確です。

一回の血圧測定で何度も測定すると、血圧は徐々に下がる傾向があります。

何度も測定して良い値を書くのではなく、座って1,2分安静にしたら1,2回の測定で数字を記載しましょう。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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