高血圧対策:節酒
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お酒はほどほど、適量で、とよく言われます。
皆さんの適量はどれくらいでしょうか。
節度のある適度な飲酒量は、1日平均でアルコール20g程度までとされています(厚労省:健康日本21)。
ビール中瓶1本、日本酒1合、7%酎ハイ350ml缶1本くらいです。
また週に2日は休肝日(飲まずに肝臓を休める日)をつくるのが良いとされています。
心筋梗塞や認知症など少量のアルコールなら病気になるリスクを下げる効果が認められています。
一方で、高血圧や脂質異常症、脳卒中、がん(食道や頭頚部、肝臓など)などではアルコール摂取量が増えるにつれて病気になるリスクが高くなることが分かっています。
お酒のおつまみ系は塩分高めのものも多く、合わせて気をつけていきましょう。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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