ドクター・ショッピングのデメリット
498view
ドクター・ショッピング、日本語では「はしご受診」とも。
日本の医療保険制度はフリーアクセスと言って、どこの医療機関でも自由に受診ができます。
(大病院は紹介状の無い場合、特別料金がかかります)
一つの病気・症状で、多くの医療機関を受診し続けることができますが、何度も変えることで診療情報が1か所に溜まらず、症状の変化が分からなくなることがあります。(後医が名医ではなくなる)
医療費がかさむのと、いろいろな検査をすれば体にも大きく負担がかかることもあります。
診察を受けた医師の診断や治療方針に不安がある場合は、可能であればその医師に自分の不安を伝えてみてはどうでしょうか。
それで嫌な顔をしたり、親身になってくれない医師であれば、他のかかりつけ医を持つこともありかもしれません。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
目次