痛風の男女差
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痛風の95%以上は男性で、男女差がはっきりしている病気です。
男女差の原因は飲酒など食生活も多少影響していそうですが、一番大きいのは性ホルモンによるものです。女性ホルモンが腎臓から尿酸を排泄しやすくするためで、女性ホルモンが減る更年期以降は男女の尿酸値の差は小さくなります。
遺伝的な病気や薬の影響などにより、女性の方でも尿酸値が高くなり痛風を起こす場合はあります。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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