コロナ病床だけでは見えない感染状況
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新型コロナ関連情報です。
新規感染者数以外に、病床のひっ迫具合ということで、新型コロナ患者受け入れ病床での入院割合や、重症者用病床の利用割合もニュースや新聞などで紹介されていたりします。
ちなみに8月21日時点では、病床全体(334床)が53.0%、うち重症者用病床(15床)が26.7%となっています。
8月に入ってから、一般病床(新型コロナ病床以外)に入院中の陽性者数が増えています。
院内感染・クラスターの発生等で、新型コロナ病床以外でも入院対応せざるを得ない状態になっています。
8月中旬以降は、新型コロナ病床の入院患者よりも数が多い状況です。
・データで見る宮崎県の感染状況(宮崎県新型コロナウイルス感染症対策特設サイト)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/covid-19/kenmin/20200804143434.html
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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