けんこう日記

熱中症の正しい対応方法 その2

前回に引き続き熱中症にならないための予防方法です。

今回は水分補給です。

「毎日、こまめに水やお茶、牛乳を飲んでいるから対策はばっちり!」と思われるかもしれませんが、実はそれだけでは足りないものがあります。

それは塩分です。

みなさん自分の汗を舐めてみたことはありますか?舐めてみたことがある人は、意外としょっぱいということを知っていると思います。

実は汗には塩分が含まれていて、汗をかきつづけると水と一緒に塩分も失われます

なので、塩分を取らずに水分ばっかり飲むと体の中の塩が薄くなり、体調を崩してしまいます。

普段はお医者さんから塩分は控えるようにと言われている人も、屋外で作業するときには梅干しを一個食べることをオススメします。

この文章を書いた人
坂本 遊(さかもと ゆう)

宮崎県宮崎市に教育者の両親の元で生まれ、地元の中学、高校に進学。現役時代は宇宙工学に憧れ、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)に入ることを目標に名古屋大学工学部を受験するも不合格となり、大学浪人に突入。その際、自分が恵まれた環境にいること、地元宮崎が好きなこと、人のためになる仕事に興味があったことから、一転して医学部受験を志し、翌年、宮崎大学医学部に合格。2019年に大学卒業後は古賀総合病院で初期研修を行い、2021年から「ALL MIYAZAKI総合診療専門研修プログラム」の第一期生として総合診療医としての研修を県立宮崎病院でスタートし、現在に至る。趣味はコーヒーと喫茶店巡り、ジム通い。暇さえあれば、県内各地のカフェに出没しているとの情報あり。

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