食べることの大切さ
はじめまして!
町立病院で働く都農町大好き看護師です。
(「つのまるナース」病棟担当B)
早いもので、町立病院が新しくなってから、もう3年が過ぎようとしています。
新しい建物に負けないように、日々、質の高い看護を提供したいと思って業務に当たっています。
入院患者さんの中で、加齢や疾患による摂食・嚥下(えんか)機能(かむ・飲みこむ機能)が低下し、食べたいものが食べられなくなってしまう患者さんが少なくありません。
リハビリにより徐々に改善される場合もあれば、機能回復が難しい方もいらっしゃいます。
患者さんによっては、口からではない栄養摂取の手段(胃ろうなど)について話し合いが必要な場合も出てきます。
食は、人が生きるために欠かせないものです。
それは、単に栄養を取ることだけではなく、その人らしさであり、その人そのものを表わすものでもあり、歴史でもあり、文化であると思います。
「食べる」と言うことが、「その人らしく生きる」ということ、その大切さに改めて気づかされる今日この頃です。
これからも、「その人らしさ」を最大限に引き出せるような関わりをしていきたいと思います。
この文章を書いた人
つのまるナース
「つのまるナース」は、病院の組織では看護部に所属しています。
看護部には男女の20〜60歳代、子育て中や、身内の介護中など様々な生活背景を持つ40人近い看護師がいます。看護師⻑のもと、「外来」(通院する患者さんへの看護)と「病棟」(入院されている患 者さんへの看護)の、大きく分けて2つのチームにわかれ、外来、健診、訪問、病棟、 地域連携の各部署で、それぞれのもつ個性を活かしながら、日々働いています。 たくさんある看護師のしごとを、これから「つのまる」を通じて紹介していきます。