アームチェア・クオーターバック症候群
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アームチェア=ひじ掛けのある椅子、クオーターバック(QB)=アメリカンフットボールで攻撃側のリーダーとなる花形ポジション。
自分ではプレーできないのに、テレビ中継を見ながら監督気取りで批評をする人のことを意味します。日本だとプロ野球中継をテレビで見ながら、こうした方がいいのに~とか言っているイメージです。
転じて、周囲よりも自分を過大評価している心理状態を「アームチェア・クオーターバック症候群」というそうです。自信過剰になりすぎると自分の弱点が見えにくく、不足部分に向き合おうとしなくなりがちです。
逆に自己評価が低すぎるのをインポスター症候群というそうですが、自己肯定感が低い状態で、自分の強みをきちんと把握するのが難しくなります。
自信と謙虚のバランスを保つのが大事ですが、なかなか難しい…
応援しているチームが勝っていても負けていても、楽しくスポーツ観戦できるのが良いですね。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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