オスグッド・シュラッター病
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うさぎ跳びに関連してですが、オスグッド病というのは聞いたことあるでしょうか。
10~15歳の成長期のときに、激しく跳んだりボールをけるスポーツをし過ぎたりすると、起こりやすい病気です。
脛骨結節という膝蓋骨(膝のお皿)の下にある骨に、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の端がくっついていて、激しい運動で引っ張られ、腫れや痛みの原因になります。
成長期に起こる一時的な病気で、成長が終了すると多くは治癒するので、腫れや痛みがある時期はスポーツを控えることが大切です。大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときは内服や湿布をするのが対応法です。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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