肥満(太りすぎ)は伝染する
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2007年に世界指折りの医学雑誌で、社会ネットワークの中で肥満(太りすぎ)の広がりを32年もの間調査した結果が発表されました。
- 肥満な人の友人は、肥満な友人がいない人に比べて57%肥満になりやすい
- 大人になった兄弟で、誰かが肥満になるとその兄弟が肥満になる確率は40%上昇
- 夫婦のどちらかが肥満になった場合、もう一人が肥満になる確率は37%上昇
体質は遺伝する、習慣は伝染する、といいます。
社会的に近い関係の人とは、食事や運動などの生活習慣が似やすいのかと思います。
周りが同じような生活をしていると、それが「当たり前」となって伝染していきやすいですが、時々でも少しずつ自分の生活習慣を見直すことが長い目で見ると大きな効果になっていきます。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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