けんこう日記

不眠症は「眠れない」だけではない

不眠症は、夜に眠れないという症状だけではなく、不眠により日中の生活に支障をきたしている状態です。

眠りが気になる場合は、夜や朝の症状だけではなく、日中の症状も確認することが大切です。

前回紹介したように、睡眠時間は年齢とともに減っていくので、日中の生活に支障がなければ必要な分は眠れているともいえます。

夜の症状

入眠障害:寝床についても、なかなか寝付くことができない

中途覚醒:一度眠っても、途中で目が覚めてしまう

朝の症状

早朝覚醒:朝早く目が覚めてしまい、その後眠ることができない

熟眠障害:朝起きの気分がすっきりしない、布団からなかなか出ることができない

日中の症状

・日中眠くてウトウトする、居眠りをする。日中の活動が低下する

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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