新型コロナ「対策強化宣言」
11月11日に第8波に備えた「対策強化宣言」の新設を、政府が発表しました。
また昨年11月から使用されていた5段階の感染状況レベルを4段階に見直すということです。
・レベル1:感染小康期
感染者は低位で推移しているか、徐々に増加している
・レベル2:
感染者が急速に増え始める
・レベル3:感染拡大期(医療負荷増大期)
今夏(第7波)並みか、それを上回る数の感染者が発生
・レベル4:医療ひっ迫期(医療機能不全期)
想定を超える膨大な数の感染者が発生
レベル3において、都道府県が「対策強化宣言」を出して、高齢者だけでなく、若者も含めて混雑した場所などへの外出/大人数での会食/大規模イベントへの参加などを見合わせるよう要請できる。
さらにレベル4になると、医療ひっ迫を回避するため、都道府県が「医療非常事態宣言」を出して、外出・移動は必要不可欠なもののみ、イベントは延期するといったより強い要請が可能になる。
(飲食店の時短・休業や学校の休校などは求めず、法的拘束力はない)
宮崎県内の感染者は微増傾向ですが、全国的には第8波になりそうな気配です。 全国的な感染状況など見ながら、注意していきましょう。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。