脈拍を触れる場所と血圧の関係
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医療現場では、橈骨動脈(手首)が触れれば収縮期血圧80mmHg以上、頚動脈(首)が触れれば60mmHg以上/触れなければ60mmHg未満という目安が言われてきました。脈拍が弱い、触れにくいというのは生命の危険があるサインとも言えます。
ショック(生命の危険がある状態)のサインとして皮膚・顔面の蒼白、発汗・冷汗、虚脱・脱力状態、脈拍が弱い、不十分な呼吸状態、というのがあります。見た目に具合が悪そうというのに加えて、脈拍や呼吸状態に注意するのも、緊急性をみるポイントになります。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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