けんこう日記

食中毒の発生頻度

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食中毒が日本国内で1年にどれだけ発生しているか、皆さんご存知でしょうか?

厚生労働省の統計によると、直近5年間の食中毒発生件数は変動があるものの、700~1400件の幅で推移しており、令和3年の食中毒は717件(患者:11,080人)報告されています。

意外に少ないなと思った人もいるかもしれませんが、この数字は保健所に報告されたもののみですので、実際にはもっと多いことが予想されます。

では、その中で一番多い原因は何でしょう?

正解はアニサキスで344件であり、全体の件数の48%に上ります。

ちなみに、被害人数が最も多いのはノロウイルスで件数は72件とアニサキスよりは少ないですが、被害人数は4733人と全体の約43%を占めます。

ノロウイルスは集団で発生するイメージですね。

次回以降はこの、2種類の食中毒の原因となる微生物を中心に、少し解説をしていきたいと思います。

宮崎の方にはある意味身近な菌についても解説していく予定です。

この文章を書いた人
坂本 遊(さかもと ゆう)

宮崎県宮崎市に教育者の両親の元で生まれ、地元の中学、高校に進学。現役時代は宇宙工学に憧れ、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)に入ることを目標に名古屋大学工学部を受験するも不合格となり、大学浪人に突入。その際、自分が恵まれた環境にいること、地元宮崎が好きなこと、人のためになる仕事に興味があったことから、一転して医学部受験を志し、翌年、宮崎大学医学部に合格。2019年に大学卒業後は古賀総合病院で初期研修を行い、2021年から「ALL MIYAZAKI総合診療専門研修プログラム」の第一期生として総合診療医としての研修を県立宮崎病院でスタートし、現在に至る。趣味はコーヒーと喫茶店巡り、ジム通い。暇さえあれば、県内各地のカフェに出没しているとの情報あり。

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