天気痛
大切な友達から・・最近耳が詰まってる感じがしてると言われました。
考えてみたら私もたまに耳の後ろあたりがビクッとなるような、痛みというか、よく聞く神経痛のような・・。
友達同士でのせんぎもんぎ。
更年期とかストレスとか、そんなふわふわした感じの結果しか出ない。
そしたらありました。
「天気痛」または「気象痛」といって、天気の影響で体調の変化や慢性の痛みが悪化したりすることもあるようです。
気温・気圧・湿度など様々な要素が関わっているようで、特に「気圧」の変動が大きく影響していることは分かっているみたいです。
症状は様々あり、頭痛・肩こり・めまい・首痛・倦怠感や古傷の痛みなどなど。
そのなかに耳の症状もありました。
耳の聞こえにくさや痛み、耳鳴りなど。
人間の体には耳の奥にあるリンパ液で満たされた「内耳」という部分に気圧を感じるセンサーがある様です。
内耳のセンサーが気圧の変化を感じ取って興奮し、目から入る情報との食い違いが生じ、脳に混乱を招く。
それがストレスになることで自律神経のバランスが壊れるみたいです。
体の不調を感じるとストレスになり、不安なども重なって不調がさらに倍増なんてこともありがちな話。
かかりつけ医をしっかり持ち、体と心のバランスを保つことって大切だなーと思います。
この文章を書いた人
つのまるナース
「つのまるナース」は、病院の組織では看護部に所属しています。
看護部には男女の20〜60歳代、子育て中や、身内の介護中など様々な生活背景を持つ40人近い看護師がいます。看護師⻑のもと、「外来」(通院する患者さんへの看護)と「病棟」(入院されている患 者さんへの看護)の、大きく分けて2つのチームにわかれ、外来、健診、訪問、病棟、 地域連携の各部署で、それぞれのもつ個性を活かしながら、日々働いています。 たくさんある看護師のしごとを、これから「つのまる」を通じて紹介していきます。