けんこう日記

熱中症の応急処置

熱中症が疑われる場合、応急処置としては、

涼しい環境に移す(エアコンの効く室内、屋外なら風通しの良い日陰)

脱衣とクーリング(体内の熱を出すため衣類を脱ぐ、外に出た皮膚に水をかけたり、わきの下や太ももの付け根を冷たいもので冷やす、うちわや扇風機などであおぐ)

水分や塩分を補給する(冷たい水、塩分も同時に補える経口補水液(OS-1など))。

意識がある場合は応急処置を行いましょう。吐き気・嘔吐などで水分を自分でとれない場合は医療機関へ、また意識がなかったり呼びかけへの返事がおかしかったりする場合は救急車を呼びましょう。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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