臨床実習での学び
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宮崎大学では4年生後半~5年生前半(臨床実習Ⅰ)で、大学病院を中心に一通りに診療科で実習を行います。
また、地域医療実習として宮崎市立田野病院で、全員が2週間の実習を行います。
5年生後半~6年生前半(臨床実習Ⅱ)では、自分の実習したい診療科や病院、地域を選んでさらなる実習を行います。
都農町で実習する医学生は主にこの期間を利用してやってきます。
一通りの診療科での実習を積んだ後であり、診療参加型でいろいろ経験をしてもらうことを意識しています。
医学的知識は大学で身につけていますが、社会人、医療人として成長するためには、これから多くの経験を積んでもらう必要があります。
そのためには医療者だけでなく、地域の皆さまのご協力が欠かせません。
また、ある地域で成長した医学生は、将来その地域に戻ってきやすいとも言われています。
医学生それぞれの成長のため、将来の地域医療のため、医学生の実習に協力をお願いいたします。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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