けんこう日記

秋にかかりやすい病気

秋になって昼と朝晩の気温差が大きかったり、台風など気候の変化が激しかったりすると、喘息発作が起こりやすくなります。小さい頃の私がそうでした。調子が悪くなると息がゼーゼーしてきて、病院に受診して吸入治療を受けたりしていました。大きくなってからは、軽い発作がたまにあるくらいになりました。

 気管支喘息は、呼吸器系の主に気管支と呼ばれる細い空気の通り道が炎症を起こして狭くなり、吸った空気がスムーズに肺に流れにくくなり、息苦しさを引き起こすことが特徴です。息を吸うときよりも、吐くときにゼーゼー、ヒューヒューといった音(喘鳴(ぜんめい))がしやすくなります。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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