けんこう日記

健康≠個人の努力

所得や教育などの社会的な不平等→健康へも悪影響という話をしました。

病気になるのは個人の要因(体質や生活習慣)だけではなく、社会的な要因(教育・就業・生活環境・社会環境など)が大きいというのが最近注目されています。

日本語では「健康の社会的決定要因」と言われています。

生活習慣についても個人の問題だけではなく、生活環境が大いに関係しています。

より良い社会をつくるのは、健康のためにも大切です。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

目次