所得や教育などの社会的な不平等→健康へも悪影響という話をしました。
病気になるのは個人の要因(体質や生活習慣)だけではなく、社会的な要因(教育・就業・生活環境・社会環境など)が大きいというのが最近注目されています。
日本語では「健康の社会的決定要因」と言われています。
生活習慣についても個人の問題だけではなく、生活環境が大いに関係しています。
より良い社会をつくるのは、健康のためにも大切です。
総合診療専門医は、患者の特定臓器に着目するのではなく、地域に住むあらゆる年齢、性別の患者の健康問題に向き合って治療を行います。