けんこう日記

19番目のカルテ

総合診療系のマンガを一つ紹介します。「19番目のカルテ 徳重晃の問診」というマンガで、下のリンクから一部の話は無料で読むことができます。

19番目というのは、総合診療医が19番目の基本領域専門医となったところからきている番号です。2018年から始まった新専門医制度において、2年間の初期臨床研修が終了した医師は、原則として内科や外科など19領域の「基本領域」の専攻医となり、3年間所定の研修を受けて専門医資格を取得という制度になりました。

このマンガでも患者さんの話をよく聞く・聴くことの重要性が強調されています。総合診療医がどんな感じで働いているか、知ってもらうのに良いマンガだと思います。

ゼノン編集部
19番目のカルテ 徳重晃の問診 - 富士屋カツヒト/川下剛史 / 第1話 なんでも治せるお医者さん | ゼノン編集... 物語の中で見た「なんでも治せる」お医者さんに憧れる、3年目の女性医師・滝野は、細分化された専門領域で、それぞれの専門を極めることを是とする医者のシステムの中で、...

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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