災害時の医療チーム
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災害時に活動する専門的医療チームは、DMAT(Disaster Medical Assistance Team、災害医療派遣チーム)が有名です。大地震や航空機・列車事故といった災害時に、現場に駆けつけて、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる専門的な訓練を受けた医療チームで、医師・看護師・業務調整員で構成されます。
阪神・淡路大震災での多くの課題・教訓から、「避けられた災害死」を減らし、一人でも多くの命を助けよう、ということで、2005年に厚生労働省により日本DMATが発足しました。他にも、日本赤十字社による救護班、日本医師会が組織するJMAT、精神医療の支援チームDPATなど、多くのチームが協力して災害支援のために活動を行います。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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