ダニに注意!
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ここ最近、ダニに咬まれた~といって受診される方が少し増えてきている印象があります。
春から秋にかけてマダニの活動が盛んになり、咬まれる危険性も高くなっていきます。
ダニ媒介感染症といって、ダニが持っているウイルスや細菌が原因で、咬まれた人が病気になる場合があります。
それについては認知度が上がってきていますが(けんこう日記でも過去何回か紹介しました)、山や草むらに入るとどうしても咬まれてしまうことがあります。
咬まれない予防のために、マダニがいそうな場所に入る場合は、長袖・長ズボン(裾の間から入るスペースがないように注意)、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用、首にタオルを巻いたりして、肌の露出をなるべく少なくしましょう。
服は明るい色のものがマダニを見つけやすく、自宅に戻ったら入浴時などにマダニに咬まれていないか全身を確認してください。
・厚生労働省「ダニ媒介感染症」のサイト
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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