けんこう日記

紫外線とビタミンD

ここまで紫外線の体への悪影響について紹介をしてきました。

体にとってプラスな点は、骨粗鬆症の予防と治療に必要なビタミンDをつくることです。

ビタミンDの摂取は食事からが基本ですが(魚類やキノコ類に多い)、それだけでは不足気味です。

日光(紫外線)にあたることで、皮膚でのビタミンD合成が進みます

とはいえ、日焼けをするような日光浴が必要なわけではありません。

食事から平均程度のビタミンDをとっていれば、日本国内なら両手の甲くらいの面積が 15 分間日光にあたる程度、または日陰で 30 分程度過ごすので十分と言われています。

日光にあたること自体は、睡眠リズムの改善にも良いとされています。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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