実習へのご協力を

地域医療実習にやってくる医学生は、医学的知識については大学で身につけているものの、診察や採血などの技術はまだ不十分です。また社会人、医療人として成長するためには、これから多くの経験を積んでもらう必要があります。経験を積んでいくためには医療者だけでなく、地域の皆さまのご協力が欠かせません。

ある地域で成長した医学生は、将来その地域に戻ってきやすいと言われています。都農町で育った医学生が、医師免許を取って、成長してから都農町に戻ってきて地域の医療に貢献するような循環ができていくと良いなと思います。医学生それぞれの成長のため、将来の地域医療のため、ぜひ医学生の実習にご協力をお願いいたします。

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この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳（きりがや だいじゅん ）

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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