北里柴三郎の他の功績
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前回あげた、破傷風の予防や治療方法を開発した、ノーベル賞の候補になった、慶応義塾大学の初代医学部長といった以外に、
・嫌気性菌(酸素があると増えない)の培養法を確立
・ジフテリア菌に対する血清療法を開発
1920〜1940年はじめまで小児の感染症の死亡原因の一位を占めた細菌
・日本初の伝染病研究所を設立
コッホの伝染病研究所、パスツール研究所とともに「三大研究所」と呼ばれている
・ペスト菌を発見
菌を保有するネズミなどからノミを介して感染
中世ヨーロッパで大流行し、黒死病と呼ばれた
さすが新千円札の顔ですね。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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