体脂肪のつきかた
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BMIは身長と体重からの計算なので、筋肉質(体脂肪率は低い)なのか隠れ肥満(体脂肪率は高い)なのかは分かりません。
また同じBMIの人でも、身体のどこに脂肪がついているかで健康への危険性が変わります。
体脂肪は大きく分けると、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。
皮下脂肪は名前の通り皮膚のすぐ下にあり、身体全体を覆っています。
特に腰まわりや太ももなど下半身を中心に皮下脂肪がつきやすく、外見から洋ナシ型肥満といいます。
内臓脂肪は腸などの周辺、主に下腹部の内部につきやすく、リンゴ型肥満といいます。
女性は皮下脂肪型(洋ナシ型)、男性は内臓脂肪型(リンゴ型)が多いとされています。
内臓脂肪が多すぎると生活習慣病にかかりやすく注意が必要です。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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