眠るためのお酒はやめましょう
395view
眠れない時に寝酒をするという方がおられますが、アルコールは睡眠の質も量も低下させるため、寝酒の習慣は睡眠障害を悪化する恐れがあります。
お酒を飲むと寝つきは少し良くなるものの、睡眠が浅くなり利尿作用もあるため、中途覚醒や早朝覚醒の原因となります。
またアルコールは耐性といって、同じ量では効きにくくなるため、次第に飲む量が増えがちです。
お酒を飲むことをやめると反動で眠れなくなり、結果的に寝酒が習慣化する場合も。
飲む量が増えていくと肝臓の病気や、アルコール依存症などの危険につながっていきます。
眠るためにお酒を飲むという方は、ぜひ睡眠に関する生活習慣を見直してみて下さい。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
目次