おもち
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お正月と言えばおもちですね。おもちは切れずに伸びるので、寿命が伸びるという縁起を担いだ食べ物でもあります。
お雑煮などで食べる機会が増えますが、毎年ニュースになるのは、おもちによる窒息事故(特に高齢者)です。
高齢になるほど窒息のリスクが上がりますが、歯が衰える、かむ力が弱い、唾液の量が減る、飲み込む力が弱いといった理由があります。
高齢の方は、おもちを食べる時には、
①おもちは小さく切っておく
②おもちを食べる前に、お茶や汁物を飲んでのどを潤しておく
③おもちをよく噛んで、唾液をよく混ぜ合わせてから飲み込む
④横になりながらなど行儀の悪いかっこうではなく、姿勢を良くして食べましょう
といったことを注意しましょう。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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