けんこう日記

小さいうちからの良い生活習慣づくり

子どもの頃からの生活が、生活習慣病に深く関係しています。

成人肥満になる割合は、
・幼児期の肥満の場合25%程度
・小学校低学年の肥満で40%
・思春期の肥満で70~80%
というデータがあります。

思春期になると体格は大人に近く、生活習慣も変わりにくくなります。高い確率で成人肥満へつながり、将来の生活習慣病のリスクが高くなります。

学校保健の中では、受診希望者(主に小学4年生、中学1年生)に小児生活習慣病予防健診が行われていたりします。

食習慣基本は3食バランスよく食べること、特に朝食をしっかりと)、運動習慣(日頃から動く習慣づくり)、リズムの良い睡眠(早寝早起き)を見直し、親子で始められることから取り組んでみてください。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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