「幸せホルモン」②
こんにちは、「つのまるナース」病棟担当Bです。
昨日ご紹介した「幸せホルモン」。
これを増やすためには具体的に何をすることが必要なのでしょうか?
○幸せホルモンを増やす3つの方法
1.太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることは、セロトニンの分泌を活性化させるために重要な要素です。
可能であれば、朝に太陽の光を浴びるようにしましょう。
2.リズミカルな呼吸・運動を行う
セロトニンは、一定のリズム刺激を与えることによっても分泌が促進されます。
ウォーキングや階段の上り下りのような、リズムのある運動が効果的です。
通勤時間などを利用し、「一歩ずつ歩くごとに、鼻から息を『吸う』→『吸う』→『吐く』→『吐く』のようにリズムを合わせる」といった運動を15~20分続けるだけで、セロトニンが分泌されやすくなります。
3.食べ物から補う
セロトニンは、主に「トリプトファン」という物質から作られているのですが、これは体内では合成できません。
そこで食品から摂取することが重要になってきます。
トリプトファンは、豆乳や牛乳、ヨーグルト、大豆、チーズなどから取り入れることができます。
また、トリプトファンをセロトニンにするには、ビタミンB6も欠かせません。ビタミンB6はニンニクやバナナ、赤身魚(マグロ、ブリなど)、肉類などに多く含まれています。
食材を組み合わせ、上手に摂取できるといいですね。
この文章を書いた人
つのまるナース
「つのまるナース」は、病院の組織では看護部に所属しています。
看護部には男女の20〜60歳代、子育て中や、身内の介護中など様々な生活背景を持つ40人近い看護師がいます。看護師⻑のもと、「外来」(通院する患者さんへの看護)と「病棟」(入院されている患 者さんへの看護)の、大きく分けて2つのチームにわかれ、外来、健診、訪問、病棟、 地域連携の各部署で、それぞれのもつ個性を活かしながら、日々働いています。 たくさんある看護師のしごとを、これから「つのまる」を通じて紹介していきます。